「ご挨拶」の部分でも述べたとおり、私は歯科治療中の痛みの軽減、不安と緊張の緩和ということを大学院時代から20年間、研究してまいりました。
患者様が来院されてから、受付、待合室、診療室とあらゆる場面で、スタッフ全員が患者様の様子に気を配り、コミュニケーションを重視し、なるべくリラックスしていただけるよう最大限配慮しております。
医院全体が柔らかい暖かい光で包まれているようなイメージを心がけています。
もちろん、診療中は患者様に痛みをなるべく与えないようにする診療技術と方法を実践しています。
治療前に十分時間をかけてお話を伺います。患者様のナラティブ(過去の治療経験に伴う様々な想い)を知ることで、患者様に一人一人に寄り添います。
歯科治療が怖いと思われる原因の1つに「何をされているかわからない」ということがあります。
そのため、当院ではレントゲンだけでなく、CTや口腔内カメラを用いてお口の中の状態を「見える化」します。それにより患者様は「何をされているかわからない」という漠然とした不安が解消されます。
お口の中の現状を説明した後、それに応じた治療法を説明します。その際に治療法のメリット、デメリット、治療をしなかった場合、将来予想されることなども詳しく解説します。
痛みが予想される処置の際には、術前に麻酔を行います。麻酔を行う際には、院長が東京医科歯科大学付属病院で診療していた時と同様の方法で行います。
一度、富士見台さくら歯科まで
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03-5848-9373
抜歯、歯を削るといった歯が傷つく治療をできるだけ回避し、可能な限り天然歯を温存する治療を指します。抜歯や削るのは簡単な行為ですが、長い目で見ると再治療のリスクが増え、患者様の負担も増えていきます。
当院ではそのような侵襲的治療(歯や歯ぐきに負担をかける治療)を回避し、天然歯を温存できる治療を行っています。
院長は2004年から予防歯科の研究を開始し、国内外の多くの著名な先生に師事し、最新の予防歯科を学んでまいりました。
当院では、患者様ごとのむし歯と歯周病のリスクを明らかにし、その方に応じた予防歯科プログラムをご提供します。
「院長は12年間にわたり、株式会社モリタとライオン歯科材株式会社後援の予防歯科セミナーにて、歯科医師と歯科衛生士に予防歯科の重要性を講演しています」
かつて、むし歯の洪水と言われた時代は、神経まで達するような深い虫歯は抜歯の対象となっていました。しかし、そのような深い虫歯でも適切に治療すれば、保存してお口の中で長期的に機能できるようになりました。
当院では、根管治療では国内最高峰である東京医科歯科大学と同様の治療方法を実践し、歯を守る取り組みを行っております。
40代以上で歯を失う原因の1位は歯周病です。歯周病は国民病と言われ、厚労省によると20代で約7割、30〜50代では約8割、60代以上では約9割の方が歯周病にかかっているというデータもあります。
そのため、当院では歯を守る取り組みとして、歯周病の治療と予防を徹底して行っております。2名の常勤の歯科衛生士が患者様のお口の中の状態に応じて専門的治療を行います。
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当院では、患者様のお口の中に入る器具、診療で用いる器具はすべて完全滅菌を行ったものを使用しています。滅菌できないものはすべてディスポーザブル(使い捨て)の新しいものを用いております。
歯を削る際に使用するタービン(ドリルをつける器械)やドリル、スケーラー(歯石を取る道具)、歯を磨くための小さなブラシに至るまですべて完全滅菌した清潔なものを患者様ごとに交換して、治療にあたっております。
これらの器具の滅菌に使用するのが、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)です。
歯科に限らず医療の現場の滅菌では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)が広く使用されています。オートクレーブは滅菌力の強さにより、上から B/S/Nにクラス分けされています。日本の多くの歯科医院で普通使用されているオートクレーブは「クラスN」です。
「クラスN」は、日本では一般的なクラスですが、滅菌力、滅菌できる器具の種類には限界があります。年々高度化する歯科医学の中、治療器具を通じての交差感染防止の標準予防策も、医療の高度化に応じた滅菌力のクオリティが求められています。
医療先進国のヨーロッパ規格 EN13060 とは、先進国や日本以外のアジアで重視されている高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)に関する規格ですが、この EN13060 において「クラスB条件(最高に厳しい条件)」をクリアした滅菌器が現在、世界中で販売されている最高水準の滅菌器です。
当院では最高に厳しい条件を満たしたクラスB滅菌器であるドイツ製の「 MELAG Vacuklav 31B+ バキュクレープ31+」を導入しております。
この滅菌器は最高水準の優れた滅菌性能と、あらゆる器材の滅菌を可能としております。この器械で滅菌した器具は手術室でも使用することができます。最高水準の滅菌クオリティにより、確かな感染防止対策が可能となり、すべての患者さんと院内で働くスタッフに安心と安全な環境を保証できると考えております。
当院で働いているスタッフは、院内の感染防止対策を信頼し、自信を持っているため、自分自身の歯科治療も自分の職場で受けています。
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私が予防歯科を本格的に学び始めたのは、大学院で研究を行っていた2004年のことです。スウェーデンのアクセルソン先生とリンデ先生という予防歯科の権威の先生方が出した論文を読んだのがきっかけです。
この論文は、257名の方々に年2〜3回のクリーニングとフッ素塗布を30年間継続し、その間どれだけ歯を喪失したかを研究したものです。
驚くことに30年間で平均0.9本しか歯を失わなかったのです!何もしなかった場合は、日本人のデータになりますが、7.1本も歯を失っていました。
ここから私は予防歯科の大切さを改めて痛感し、痛みの少ない治療の研究と並行して予防歯科を本格的に学び、取り組み始めました。
それよりも前に私には予防歯科に情熱を傾けるに至った原点ともいうべき2つのエピソードがあるのでご紹介します。
まず1つ目です。
小学生の頃、むし歯治療で奥歯に銀歯(金属の詰め物)を入れられて非常にショックだったことを今でも覚えています。
永久歯に生え替われば銀歯がなくなると信じていましたが、結局銀歯は抜けず、その歯は永久歯だったのです。むし歯にならなければ、金属を詰められることもなかったのに・・・。むし歯を防ぐことさえできれば・・・。
そうして、漠然とむし歯の予防について興味が湧いてきました。
次に2つ目です。
1995年の2月東京医科歯科大学の入学試験の2日目のことです。この日は面接試験でした。試験官は後の病院長になられた須田教授でした。志望動機を聞かれた私は、大学で予防歯科の研究をしたいと申し上げました。
その時、須田教授は「これからは予防の時代なので、本学でしっかり頑張ってください」とおっしゃってくださいました。その言葉を聞いて私はとても嬉しく、4月から東京医科歯科大学で学ぶことを誇りに思ったことを今でもはっきりと覚えています(面接試験の時は当然、合否はわかっておりませんでしたが・・・)。
大学入学後、専門課程に進んでからも予防歯科のことは時折思い出し、専門書で勉強したものです。
こうして私は、痛みの少ない治療と予防歯科の2つを自分の診療の中心に据えるようになったのです。
当院では、歯が生えはじめた赤ちゃんからお年寄りまで、
について、お口の中のリスクとライフスタイルに合わせた予防歯科プログラムをご提供いたします。
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大学院時代から、国内外の著名な先生方に師事し、審美治療を学んでまいりました。また審美歯科専門技工士とチーム医療を行い、セラミック治療をご提供します。
最高品質のセラミック治療を患者様にご提供するには、医院の総合力が必要です。まず、歯周病の管理と予防(せっかく綺麗な白い歯を入れても歯ぐきが腫れていては笑顔が台無しです。また、歯周病で歯を失ってしまっては元も子もありません)。
次に確実な根管治療(根の治療。歯の根は、家に例えると土台です。土台がしっかりしていない歯には綺麗な歯を入れることができません)。3番目として歯科衛生士と連携した予防管理システム(綺麗な歯で長く美味しく召し上がっていただくためには、むし歯と歯周病の予防が必要不可欠です)、最後に歯科医師と歯科技工士の科学的根拠に基づいた高い技術力です。
私共はこれを高いレベルで維持し、チーム医療で最高品質のセラミック治療を患者様にご提供します。
また当院では、治療費用を明確化しており、十分にインフォームドコンセントを行ってから診療にあたります。ご不明な点は、いつでも院長もしくはスタッフにご質問ください。
BEFORE | AFTER |
---|---|
主訴 | 前歯の見た目が気になる |
治療期間 | 約3ヶ月 |
治療費 | ホワイトジルコニアクラウン130,000円 (1本あたり、別途消費税がかかります) |
治療内容 | ①古い差し歯を外して、プラスチック製の仮歯に置き換え ②歯科衛生士による徹底的なクリーニング ③型取り、歯科技工士との色の相談 ④セラミックの歯の装着 |
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院長は、日本口腔インプラント学会認定のインプラント専門医です。
詳しくはコチラから
春日井昇平先生(東京医科歯科大学歯学部教授)、加藤仁夫先生(日本大学松戸歯学部教授)に師事し、長年インプラント治療を学んでまいりました。
また海外の学会や研修会にも定期的に参加し、最新の理論を常に学んでおります。
現在、日本大学松戸歯学部クラウンブリッジ補綴学・口腔インプラント学講座に所属し、大学病院での定期的な研修を受けて、技術の向上に日々努めています。
術前にはCT画像での詳細な診断と治療計画の立案を行い、わかりやすく説明いたします。
当院では、Straumann®(ストローマン)社製のインプラントシステムを導入しています。
Straumann®(ストローマン)社はスイスのバーゼルに本社を置く、世界シェアNo.1の最高水準の信頼性・安全性を提供するインプラントメーカーです。
Straumann®インプラントは、インプラント歯科学、修復歯科学、口腔組織再生の領域のグローバルリーダーです。ストローマン製品の高い品質と信頼性は、長期治療成績によって裏付けられており、世界で信頼されるインプラントブランドです。
当社は、次世代の歯科医療を実現するために限界を押し広げます。
インプラントと予防歯科、一見すると矛盾しているようなタイトルです。
しかし、私はこの信念に基づいてインプラント治療に携わってきました。
写真を御覧ください。この患者様は30代の男性です。
スポーツ中に左上の前歯1本を折ってしまい、不幸にも抜歯になってしまいました。若い男性なので、両隣の歯はもちろん天然歯(ご自身の歯)です。
インプラント治療が一般化する前は、失ってしまった歯を入れる方法は、ブリッジと義歯のみでした。
御存知の通り、ブリッジは両隣の歯を削ってつなげるため固定式で違和感が少ないという利点があります。しかし、欠点としてむし歯でない健康な歯を削ら削る必要があるということがあります。
もう1つの方法の義歯は、歯を削る必要はありませんが、取り外しで煩わしく、うまく噛めないという欠点もあります。おまけに義歯を固定するバネが表に見えてしまいます。そのため、以前の一般的な治療では、ブリッジを選択することが多かったようです。
私は学生時代から、この『健康な歯を削ってブリッジをいれる』という治療方法に少なからず疑問点を感じていました。いくら自然な歯をいれるためとはいえ、健康な歯を削ることにとても抵抗感がありました。
削ると一言でいってもその程度はかなりの差があります。ブリッジの場合、右図のように両隣の歯をかなり削ることになります。
そのときに出会ったのがインプラント治療です。インプラントの場合、骨の中に人工的な根を入れるために、インプラント自体が1本の歯として回復できます。また、それ自体が独立した歯として機能できるのです。そのため、両隣の歯を削る必要がありません。加えて、ブリッジの場合、もともと3本あった歯を1本失ってしまったために2本で3本分の歯を支えることになります。
そのため、通常より多くのかみ合わせの力が残った2本にかかることになります。支えている歯に負担がかかるために、将来的にその歯も駄目になってしまうリスクが高まります。仮に1本が駄目になると、また新しくその隣の歯を削ってブリッジにするので、順々に隣の歯を削り続けることになり、ブリッジもそのたびにやり直す必要が出てきます。
インプラントにすれば、両隣の歯に負担がかからないので、歯を失うリスクが低くなります。隣の歯を削る必要もないので、ご自身の歯を守ることができます。これも予防歯科の1つの考え方だと私は考えています。
歯を削らない、お口のかみ合わせを守る、これは立派な予防です。そのためにインプラント治療を行うというのは、理にかなっています。
BEFORE | AFTER |
---|---|
主訴 | 前歯が折れた |
治療期間 | 約9ヶ月 |
治療費 | 抜歯代8,000円 インプラント埋入代260,000円 ガイドサージェリー代50,000円 上部構造代160,000円 (いずれも別途消費税がかかります) |
治療内容 | ①対象歯牙の抜歯 ②コンピューター上で治療計画立案・ガイド作製 ③インプラント体の埋入 ④骨に固まった後に型取り ⑤上部構造の装着 |
治療に伴うリスク | 術後の疼痛・歯肉の発赤腫脹・神経損傷 |
冒頭のスポーツ中に左上の前歯1本を折ってしまい、不幸にも抜歯になったこの30代男性の患者様も私の考え方に賛同してくださり、インプラント治療を選択されました。
写真のようにインプラントの歯をきれいに入れることができ、両隣の歯を削らずに済みました。このインプラントを入れたのは約12年前になりますが、現在も問題なく機能しており、快適にお食事を楽しみ、素敵な笑顔が印象的です。
以上から、インプラント治療は予防歯科の1つであるということがご理解いただけたかと思います。
中には、インプラント治療は歯を守ることができることがわかった。しかし、諸事情によりインプラント治療を選択できない。でも歯を削りたくない、という患者様もいらっしゃるかと思います。
そのような方もご安心ください!当院では、その方に応じた別なオプションも用意しております。お口の中の状態によって対応できるかどうか異なりますので、一度ご相談ください。
一度、富士見台さくら歯科まで
ご相談ください。
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当院は厚生労働省認定の安全性に配慮した医院です。
厚生労働省が定めた基準である「歯科外来診療環境体制施設基準」を満たし、開院時より厚生労働省から認可を受けております。
当院では歯科医療に係る医療安全管理対策について、下記の通り取り組んでいます。
当院は安全で安心できる歯科外来診療の環境整備について、厚生労働大臣の定める施設基準に適合し、「歯科外来環境体制加算」 を算定しています。
医療安全対策について、ご不明な点がございましたら、院長までおたずね下さい。
患者様の安全性に配慮し、院内はバリアフリー設計で靴のまま診療を受けていただけます。当院は徹底した消毒滅菌システムとクリーンシステムにより清潔な院内環境を実現しています。
待合室は落ち着いたカフェのような雰囲気に、診療室は明るく清潔感のある設計にしております。また、“いわゆる歯医者の臭い“を和らげ、皆様にリラックスしていただくために、アロマセラピスト調合のアロマを焚いております。
当院では女性の皆様に快適に通院していただけるよう、女性専用化粧室をご用意しております。診療の前後にゆっくりとした時間をお過ごしください。
ご来院された皆さまをスタッフが笑顔でお迎えします。診療で気になることはもちろん、医院のことで疑問点などあればお気軽にお尋ねください。
診療台と診療台の間隔を広く取り、ゆとりがありリラックスできる診療室です。これによりプライバシーにも十分配慮しております。
当院では常時予防歯科外来を開設しております。歯科衛生士専用の予防歯科専用個室にて最新の予防歯科メニューをご提供いたします。
当院のCTは、2018年の世界販売台数第2位、アメリカでの販売台数第1位の最新型低被ばくCTです。18秒でお口全体のCT撮影が可能で、撮影に必要のX線量は一般的な歯科のレントゲン(パノラマX線写真)の1/5です。
お体への影響を可能な限り少なくして、最高画質の画像診断が可能です。
患者様の診療録、各種検査データ、レントゲン写真、お口の中の写真、過去の診療記録、などを一元管理するソフトウェアと電子カルテを導入しています。
これにより院内のペーパーレス化を実現し、環境にも十分に配慮しております。セキュリティ対策も強固に行っており、院内のどこにいても必要なときに必要な情報を瞬時に取り出し、インフォームドコンセントに役立てることができます。
当院では院長はじめスタッフ全員が小笠原流礼法師範免許を持つ先生から定期的な指導を受けております。
それにより、日本で昔から長く大切にされてきた礼儀作法を基にした医療現場にふさわしい接遇力とコミュニケーション能力を全員が身につけております。